野菜を1箇所だけに植えない
家庭菜園でやっちゃダメだなと思うのは、一つの場所に一つの野菜を育てること。農家ではないし、農薬など撒いたりして、殺虫したり、病気が広がらないよう対策しませんから、真似したら、全滅してしまいます。(家庭菜園とは)
私は至る所に、場所を離して野菜を育てています。例えば、人参は2箇所あります。小松菜は3箇所あり1箇所うまくいかず、ケールは3箇所、大根とカブは2箇所植えて、1箇所はうまくいかなかった。
うまく行きにくいものほど必ずいくつかに分けて育てます。つまり、保証です。
パセリは、室内と外に2箇所、離して育てています。理由は、寒さ(霧や凍結)、排水の悪さ(気候や場所)などにより、枯れてしまう場合など想定して、3通りのやり方をしています。
その一つの理由として、実験的な感じで、室内か、外か、私が得意な方法を知るためです。(室内栽培が苦手なので訓練もあるかもしれません。)室内で育てているパセリは外より少々ひ弱なんですね。
育て方、土の種類や状態、気温、雨量、風、日の当たり方、様々な要因は、皆同じではありません。私にとっての、植物にとっての、良い条件とは何かを知る為でもあります。
コンパニオンプランツ
分ける理由の2つ目の理由は、コンパニオンプランツの役割です。コンパニオンプランツをする理由は、虫対策と土の栄養素を偏らせない為や利害関係。肥料をあげたりもあまり無いので、お互いに協力し合ってくれると助かります。
いくつかに別けて育てる事で、虫が寄り付く場所が出てきます。しかし、同じ作物でも別の場所に植えたものは、元気に育ちます。虫が寄り付いた作物は、虫に差し上げます。
このようにして、面倒な野菜栽培の管理をシンプルにします。そして、収穫率を上げます。
家庭菜園に手間をあまりかけれない人ほど
農薬を使わず、化学肥料を使わず、できるだけ自然的に育てたい。けれどあまり園芸に時間をかけないとするならば、作物をあちこちに分けることと、コンパニオンプランツをすることは有効だとおもっています。
それから、畑ではなく、コンテナ栽培は移動や対策が容易にできるので、さらに手間をかけたくない場合は、コンテナ栽培がいいと思う。
実のところ私は、コンテナを買うのをケチる傾向があります。だから、段ボールや食品を購入した容器、ヨーグルトの容器やペットボトルなどで育てることもしばしばやります。それに移動も楽なので、雨の多い時期は移動できるし、夏にかけて虫が多い時は、さっと防虫ネットを被せるだけですので楽ですよね。
節約のためにしている家庭菜園(家庭菜園をする理由)ですから、家庭菜園のためにお金をかけすぎるのは本末転倒というものだと思う。だから、生活品のリサイクルはかなり役に立つ。