茹でた卵の品質を保つには、殻をむかずに密閉容器に入れて保存します。こうすることで、この栄養価の高い食品の多くを享受することができます。
ゆで卵
たんぱく質が豊富でヘルシーなおやつといえば、ゆで卵があります。ゆで卵は、用途が広く、サラダやトースト、サンドイッチなどの料理もします。
ゆで卵は、生卵よりも日持ちが悪いです。保存方法によっては、日持ちが変わることも知っておく必要があります。
もしかすると、ご家庭でもイースターのイベントをするかもしれません。ゆで卵の保存はいつまでなのか、どのようにすればいいのか気になるかもしれません。
・Instant Pot 固ゆで卵
・しっとり完璧なゆで卵の作り方 （お鍋）
冷蔵保存が一番なんです
FDA（アメリカ食品医薬品局）によると、卵の品質と安全性を確保するために４℃以下の冷蔵保存が望ましいとされています。
殻をむいたものでも、殻付きのものでも、冷蔵庫で適切に保存されたゆで卵は、調理後1週間以内に消費するようにとの事。
ゆで卵の保存：なぜ冷蔵が良いのか
危険性のあるバクテリア（サルモネラ菌などの細菌）は、４℃以下の温度は成長が遅くなるためです。
調理した卵を長時間室温に置くことは避けて、２時間以内に冷蔵庫に入れましょう。
ゆで卵を冷蔵しなかったらどうする
例えば、イースターエッグをあなたもするかもしれません。
うっかりと茹でた卵を冷蔵庫に入れず放置してしまったかもしれません。
（CDC) 疾病管理予防センター によると、冷蔵庫以外の場所でゆで卵を保存する場合、２時間以上保存することはできないとされています。また、３２℃以上の高温で放置された場合は、１時間後に捨てるようにしましょう。
ゆで卵の保存で、殻をむくかむかないか？
USDA（アメリカ農務省）でも、正しく保存すれば、ゆで卵は殻をむいてもむかなくても冷蔵庫で約１週間は保存できるとしています。
しかし、The Incredible Egg のようなサイトでは、最高の品質を保つためには、殻をむいたゆで卵はその日のうちに使用することを推奨しています。
保存方法：ゆで卵の冷蔵
ゆで卵を冷蔵保存するときは、蓋つきの密閉容器に入れて保存します。（ピクニックなどに）持ち運ぶ場合は、保冷クーラーや冷凍ジェルパックなどで保冷するようにします。
また、鮮度を保つために、食べる時や調理するときまで、殻をむかずにそのままにしておく方が良いでしょう。
ゆで卵を冷凍保存できますか？
ゆでた卵は、冷凍することをおすすめできません。
ゆで卵を冷凍すると、卵の白身と黄身が固くなり、水っぽくなって美味しく食べられなくなります。
安全なゆで卵の見分け方
腐った卵はサルモネラ菌などの細菌に感染する危険性が高くなります。硫黄のような臭いや腐ったような臭いがする場合は、すぐに捨てて下さい。
殻にぬめりや白亜質（セメント質）など現れていないか確認し、あれば安全のためにその卵を捨てて下さい。
黄身の色は、変化します
黄身の色は、調理時間や調理温度によって変化します。卵を長時間ゆでると、黄身の色が薄くなり、やがて緑がかった灰色になります。
この色は、卵を茹ですぎると、黄身の鉄分と白身の硫化水素が反応して発生します。
食感や口当たりに影響があるかもしれませんが、食べても問題ありません。
