
じゃがいものコンパニオンプランツの究極のガイド
地面に植えるタイプであっても、容器で育てるタイプであっても、じゃがいもの近くに何を植えるかによって、作物の健全性と生産性に大きな違いが生じます。
コンパニオンプランニングは、じゃがいもが成長するのに役立つだけではなく、庭全体を改善するスマートなガーデニング技術です。
コンパニオンプランツとは何か、その利点、そして収穫を最適化するためにじゃがいもと組み合わせる (組み合わせない) 植物を話をしていきます。
コンパニオンプランニングとは


コンパニオンプランニングとは、植物を戦略的に近くに配置することで、片方または両方の植物に特定の効果をもたらすことです。
この実績のある方法は、より健康的で生産性の高い庭づくりに役立ちます。
じゃがいもにとって、最適なコンパニオンプランツは、成長を促し、害虫から守り、庭のスペースを最大限に活用してくれます。また、地下で塊茎ができるまで、何ヶ月も待っている間に、収穫できるものを提供してくれます。
じゃがいものコンパニオンプランツを育てるメリット
下記のハーブ、野菜、花を用いたコンパニオンプランニングには、多くの利点があります。
1,化学農薬を使わずに害虫を寄せ付けない
マリーゴールドやナスタチウムなど、コンパニオンプランツでよく使われる植物は、じゃがいものがいちゅうであるコガネムシやアブラムシを自然に寄せ付けません。 適切な植物を植えることで、害虫を寄せ付けないか、じゃがいもから遠ざけることができます。
2,スペースを最大現に活用
じゃがいも(主に地中で育つ)とトウモロコシ(成長の大部分を地上で育つ)のような組み合わせは、庭のスペースを最適化できます。
3,土壌改良
インゲン豆などのマメ科の植物は、土壌に窒素を豊富に含み、栄養分を必要とする植物によい影響を与えます。他の植物は、グランドカバーとして機能し、雑草が土壌の資源をすべて奪うのを防ぎます。
4,成長と風味を高める
一部のハーブは、じゃがいもの成長を促進したり、味を向上させる化合物を放出します。
5,有益な昆虫を引き寄せる
ペチュニアやノコギリソウのような花は、害虫を抑制する花粉媒介昆虫や捕食昆虫を引き寄せます。
6,作物の収穫量を向上させる
適切なコンパニオンプランツは、資源の奪い合いを減らし、じゃがいもの株がより多くの塊茎を生産できるようにします。
相性のよいじゃがいものコンパニオンプランツ
・バジル
・豆類(インゲン、そら豆、枝豆など)
・ブロッコリー
・キャベツ
・カリフラワー
・ネギ
・チャイブ
・コリアンダー
・とうもろこし
・にんにく
・ケール
・マリーゴールド
・マジョラム
・ナスタチウム
・玉ねぎ
・パセリ
・スイートアレッサム
・タイム
じゃがいもと一緒に育てるのに最適な植物
以下の植物は、害虫の抑止、土壌の栄養素の改善、またはスペースの有効活用、じゃがいもの成長を助けます。じゃがいもは地下に育つので、よい仲間は下よりも地上に育つはずです。
じゃがいもと一緒に育てるのに最適なハーブ

・コリアンダー、バジル、パセリは、アザミウマなどの害虫を寄せ付けません。さらに開花させるとテントウムシやクサカゲロウ、蜂などの益虫が集まり害虫駆除にも役立ちます。
・タイム、マジョラムは、芳香性のハーブでもあるので、匂いを頼りに餌を探す害虫からじゃがいもを隠す効果もあります。じゃがいもの側にタイムや、マジョラム、レモンバーム、アニスヒソップなどの芳香性ハーブを栽培すれば、害虫に悩まされなくなります。
じゃがいもと一緒に育てるのに最適な野菜

・ブロッコリー、ケール、カリフラワーは、キャベツファミリーの植物は根が浅いので、地下よりも地上で成長します。じゃがいもと栄養素を奪い合うことも無く、害虫も同じではありません。じゃがいもと混植できるアブラナ科の野菜には、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、ケール、芽キャベツなどがあります。
ジャガイモやブロッコリーのような大きな植物は、多くのスペースが必要となります。私の庭にある大きめのプランターでじゃがいもとブロッコリーを交互に育てていますが、上手く機能しています。
・チャイブ、にんにく、玉ねぎ、ネギなどのネギ科の植物は、強い香りで害虫を寄せ付けません。ある研究では、にんにくのエキスがじゃがいもの疫病を効果的に治療し、ジャガイモの収穫量を増加させたことが示されています。ニンニクの天然の抗真菌作用により、じゃがいもの近くににんにくを植えると、同様の効果が得られる可能性があります。
別の研究では、玉ねぎがじゃがいものアブラムシ、甲虫、ヨコバイから守ったことが示されています。
じゃがいもは、春と秋の間だけ玉ねぎやにんにくと畑を分け合いますが、チャイブはじゃがいもの生育期間中ずっとそのまま残っていられます。チャイブが花を咲かせると、美しい紫色の花が様々な益虫を庭に引き寄せます。
・とうもろこしとじゃがいもは、地植えの庭ではとうもろこしとじゃがいもは、空間的にお互いを補完し合っています。背の高いとうもろこしの茎は垂直方向の空間を効率的に活用し、じゃがいもは地下で育ちます。ただし、じゃがいもの南側にとうもろこしを何列も植えると、過度の日陰を作ってしまうので注意が必要です。
・豆類やえんどう豆などのマメ科植物は、土壌に窒素を豊富に含み、じゃがいもは生育初期に大量の窒素を必要とします。じゃがいもは、マメゾウムシの駆除効果があり、豆類の成長を助けます。

じゃがいもと一緒に育てるのに最適な花
・スイートアリッサムは、背の低い花で、じゃがいもの周りを美しく覆うグランドカバーとして活躍し、土壌の水分を保ち、雑草を抑制し、てんとう虫やハナアブなどの益虫を多く引き寄せます。以前の研究では、数十種類の花の中で、スイートアリッサムが菜園のアブラムシの個体数を減らすのに最も効果的であることが示されていました。
・マリーゴールドは、ハムシなどの様々な害虫を寄せ付けないため、混植に最適な万能植物です。じゃがいもが実りを終えるまで、マリーゴールドは暑い夏も元気に咲き続けます。
・ナスタチウムは、特定の害虫を寄せ付けず、多くの益虫を引き寄せる、実に素晴らしい小さな花です。また、トラップ作物としても役立ちます。つまり、特定の害虫を引き寄せて気をそらすことで、じゃがいもから害虫を遠ざけることができます。つる性のナスタチウムは、グランドカバーとしても優れています。
・ペチュニアは、夏にぴったりの花です。その明るい花は、様々な花粉媒介昆虫や害虫捕食者を引き寄せ、自然で美しい害虫駆除効果をもたらします。

じゃがいもと一緒に育ててはいけない植物
これらの植物は、じゃがいもと栄養を奪い合ったり、びょうきを蔓延させたり、害虫を誘引したり、成長を阻害したりする可能性があるため、じゃがいもの近くで育てるのは避けましょう。
・果樹(りんご、もも、さくらんぼ) これらの木は、じゃがいもによくみられる病気である疫病を拡散させる可能性があります。植栽エリアに過度な日陰を作る恐れもあります。
・きゅうり、うり、かぼちゃ ウリ科の植物は栄養を多く必要とします。じゃがいもと水分や養分を奪い合い、じゃがいもの病気に対する感受性を高めたり、根を傷めたりすることもあります。
・なす、トマト、ピーマン じゃがいも、ナス、トマト、ピーマンはすべて同じナス科に属します。 これらの植物は疫病などの病気や栄養要求を共有することが多いため、少し間隔をあけて植えるのが最善です。
・フェンネル フェンネルは、じゃがいもなどの植物の成長を阻害する化学物質を放出します。
・ラズベリーこれらの多年生のベリー類とじゃがいもは、病気を媒介することがあります。
・根菜類(にんじん、かぶ、パースニップ) じゃがいもは厳密には、塊茎ですが、私は根菜類に分類しています。 地下のスペースを奪い合う可能性があるため、庭ではそれぞれの根菜に専用スペースを与えるのが最善です。
・ヒマワリ ヒマワリは、じゃがいもの害を及ぼす成長阻害物質を放出することがあります。また、ヒマワリはじゃがいもの苗に日陰を作るほどに成長し、収穫量を大幅に減少させる可能性があります。




