種の保存期間と期限切れの種は使えるか?

種子の期限切れ

家庭菜園をする人なら誰でもあること。

春になると、ついつい種を買い過ぎてしまう。そして、来年になり、裏に表示された期限が切れている。そして、種まきの時期になると、疑問に思うことは、「その種はいつまでもつのか。」「種の寿命はどのくらいか。」「古い種を植えてもいいのだろうか。」

古い種を植えてもいいのか。の答えは、殆どが、YES です。

実際に、去年の春に期限が切れた葉物類・根菜類など、去年の秋に植えて、良い成果を出している。

今年の春にもこの余った種を使用するつもりです。種子は時間が経つにつれて生存能力は低下しますが、種子の大部分は発芽するはずです。

古い種を使う場合は、多く撒くなどして対策をします。そして、古い種を優先して使い、発芽の様子を見ながら、新しい種を準備するつもりでいます。

種の寿命、古い種でも発芽するのか?

種子の寿命は、種子の種類と、それがどのくらい古いかによって異なります。古い種子の中には5年以上発芽するものもあれば、1~2年しか生存できないものもあります。

特に良い状態で保管されていた場合は、平均して、古い種は3~4年は芽を出します。

種子が古くなると、発芽率は低下します。それを補うために、古い種を植える時は、いつも通常より少し余分に種を蒔くことです。

種子の有効期限(生存可能期間)

古い種子の保存可能期間は、植物の種類によって大きく異なります。野菜、ハーブ、花の種子の平均的な保存可能期間について書きます。

玉ねぎ、ネギ、ほうれん草など、短命(2~3年)な野菜の種もあります。これらの種は早く使い切ります。一方、トマト、キュウリ、そして、アブラナ科の種は、5年以上発芽し、良い状態を保つことができます。

同様に、殆どの一年草の花の種は1~3年、多年草の花の種は2~4年有効です。一年草の中でもカレンデュラの種は6年以上もち、ヒマワリの種も有効期限が長いです。

野菜

・小松菜、チンゲン菜、ターサイ、からし菜、水菜などアジアの葉もの: 3~4年
・豆類: 2~3年
・ビーツ: 3~5年
・アブラナ科(キャベツファミリー): キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケールなど:3~5年
・人参: 3~4年
・セロリー: 3~5年
・トウモロコシ: 2~3年
・きゅうり: 5~6年
・なす : 4~5年
・レタス: 1~5年
・オクラ: 2~3年
・玉ねぎ: 1~2年
・ピーマン: 2~4年
・ラディッシュ: 5年
・ほうれん草: 1~5年
・スイスチャード: 2~5年
・トマト: 4~7年

ハーブ

・ルッコラ/ロケット/アレーグラ:3~5年
・バジル: 4~5年:
・ポリジ: 2~4年
・チャイブ: 1~3年
・ディル: 2~4年
・ラベンダー: 3~4年
・レモンバーム: 1~4年
・ミント: 3~4年
・オレガノ: 4年
・パセリ: 1~4年
・ローズマリー: 1~4年
・セージ: 1~3年
・タイム: 1~4年

・アリッサム: 3~5年
・カレンデュラ: 4~6年
・コスモス: 3~5年
・マリーゴールド: 2~4年
・ナスタチウム: 4~7年
・ビオラ: 1~2年

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*