自家製ギリシャヨーグルトの作り方

このレシピは、自家製ギリシャヨーグルトを作るための確実な方法を紹介しています。

たった2つのシンプルな材料と基本的なキッチン道具があれば、市販のものより健康的で風味豊かな自家製ギリシャヨーグルトを楽しむことができます。

私は、できる限り自分で作ることにしています。理由は、健康的であること、節約できること の2つです。

それから、プレーンのヨーグルトより、ギリシャヨーグルトが好きで、料理や代用に便利なのは、ギリシャヨーグルトの方です。市販のヨーグルトは高価でありながら、高い金額を毎回、払うほど自家製で作れないものではありません。

自家製ギリシャヨーグルト

このレシピは、自家製ヨーグルトを作るための確実な方法です。作ったヨーグルトは、次回のスターターとして使うことができます。

牛乳は、カゼインとホエイからできています。ホエイは、牛乳が凝乳した時に残る水状の物質で、カゼインは凝乳してチーズやヨーグルトの原料になります。

この工程は、家庭で驚くほど簡単にできてしまいます。原料を管理する 増粘剤や砂糖を加えずに、牛乳と生きた培養液(ヨーグルト)だけで作る。

予算に優しい 約1000gの自家製ヨーグルトは,市販のものの何分の1の値段で買える。ニ度おいしい ホエイ(乳清)も取れる。スープ、スムージー、パン、クレープ、穀物料理に使うことができます。

自家製ギリシャヨーグルトに必要な材料

たった2つの材料だけ。

ヨーグルトは、発酵食品であり、糖分を含む物質(牛乳)にバクテリア(ヨーグルト)を加え、バクテリアに糖分を食べさせることで作られます。

家庭でヨーグルトを作るには、2つの材料が必要です。

ヨーグルト: 生きた菌、活性菌の入った良質なヨーグルトを使用します。(最初のヨーグルトの後、今後作る全てのヨーグルトは、あなたが作ったヨーグルトをスタータとして使うことができます。)

牛乳:無調整の牛乳は、自家製ヨーグルトに最適な食感を与えてくれます。

自家製ギリシャヨーグルトの作り方は簡単

牛乳を温める:牛乳を85~93℃ に温める。こうすることで、たんぱく質が変化し、ヨーグルトにとろみがつき仕上がりの食感が良くなる。

② 冷やす:温めた牛乳を38~43℃ まで急冷する。これがヨーグルトの培養(菌)を活性化させるのに理想的な温度です。

③ スターター(ヨーグルト)を加える:生きた培養ヨーグルトを泡立て、ヨーグルトを作るバクテリアを投入する。

④ 発酵させる:蓋をし、暖かい場所(オーブンなど)に4~8時間置いて、とろみと酸味をだす。

⑤ 濾す(オプション):ギリシャヨーグルトの場合は、好みの固さになるまで冷蔵庫で濾す。

⑥ 保存して楽しむ:冷やして、市販のヨーグルトと同じように使う。

自家製ヨーグルトの成功の秘訣

・温めておく:キッチンが寒い場合は、数時間おきに1分間オーブンをつけて軽く温める。全工程を通して牛乳/ヨーグルトの温度が37℃に保つことが必要です。

・酸味は時間によって変わる:4時間の発酵でマイルドなヨーグルトができる。8時間に近いほどピリッとする。

・スターターとして少し取っておく:自家製のヨーグルトから大匙2~3杯を次の自家製ヨーグルトのスターターとして使うことができる。

自家製ヨーグルトが楽しめる理由がホエイである

自家製のヨーグルトやチーズを作るのがとても好きです。作るのが簡単で、ギリシャヨーグルトやチーズが好きなのも理由ですが、新鮮なホエイが手に入るのも楽しみの一つです。

私は、このホエイを使って、パンを作ります。パンに必要な水 / 牛乳の部分をこのホエイに代えます。クレープも良く作ります。クレープに使う水の部分をこのホエイを使います。

スープにも加えます。特にミルク系のクリーミーチキンスープなどにお勧めです。他には、マフィンなど焼き菓子にも使うことができます。

残ったホエイは、ペットフードに加えることができます。犬、猫、そして鶏も、普段の餌にホエイを加えることで、その風味をより楽しむことができます。

ホエイの中にいる生きたバクテリアは調理中に生き残ることができませんが、ビタミン、ミネラル、たんぱく質は生き残ります。また、ホエイは食感を良くし、味を変えるのにも役立ちます。

ヨーグルトに必要な道具

・蓋つきの中鍋
キッチン用温度計
1000mlの瓶、蓋付容器
・網ざる
・チーズクロス、薄いふきん、さらし、ペーパータオル(食品可のもの)

ギリシャヨーグルトの作り方

Servings

4

servings
Prep time

30

minutes
Cooking time

6

hours 
Total time

6

hours 

30

minutes

Ingredients

  • 成分無調整牛乳 960ml

  • 市販のヨーグルト(生きた培養(菌)が入っているヨーグルト)60g / 大匙2~3)

Instructions

  • 中くらいの鍋に960mlの牛乳を入れ、85~93℃に加熱する。牛乳を入れた鍋を氷の入ったボウルを使って37~43℃に冷やす。
  • 1000mlの瓶(容器)に冷ました牛乳120mlを入れ、市販のヨーグルト60gを加え泡立て器でよく混ぜる。残りの牛乳を瓶に入れ、再度泡立て器でよく混ぜ合わせる。
  • 瓶または容器に蓋をし、保温のために湿らせた温かいタオルで包み、オーブンに入れる。4~8時間発酵させる。
  • 表面が固まったら、このまま食べてもいい(プレーンヨーグルト)。ギリシャヨーグルトを作るために濾してもいい。濾すには、大きなボウルの上に網ざるを置き、網ざるにさらし(チーズクロス、ペーパータオルなど)を敷き、ヨーグルトを注ぐ。冷蔵庫で数時間~一晩、お好みの固さになるまで濾す。

Notes

  • 発酵するために牛乳を温めるためには、オーブンを1分間(ほんの少し温める程度)加熱したり、時々オーブン内を温めてもよい。温めたタオルを巻きなおすなど工夫をする。全工程を通して牛乳/ヨーグルトの温度が37℃に保つことが必要です。
  • 自家製ヨーグルトは、清潔な密閉容器で1週間保存ができる。

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