サワークリームの代用と自家製サワークリームのレシピ

お菓子作りや料理を作る時に、材料にサワークリームがあった場合、家にサワークリームがない時に、すぐに使える代用品やサワークリームの代わりになるレシピをご紹介します。

私は、サワークリームを常備していないし、購入するよりも代用ができればそちらを優先する考えを持っています。サワークリームがあれば美味しいかもしれない。でも、サワークリームが無くても美味しい方が(倹約好きな私にとっては)好ましいのです。

サワークリームがない

焼き菓子(マフィンとか)や料理(ディップとか)をする際に、サワークリームが材料の中に書かれている場合があります。

サワークリームや生クリーム、バターミルクなど乳製品については可能な限り自家製を作るか、代用品を用意します。または、なくても作れるレシピに挑戦することにしています。

記事の最後には、自家製サワークリームの作り方があります。自家製サワークリームを作る習慣を身につければ、市販のものよりずっと経済的でヘルシーです。

出来上がったサワークリームに、にんにくやオニオンパウダー、チャイブ(小ネギ)など加えてクリーミーなローストポテトやオニオンリングのディップにしたり、お菓子作りやドレッシング、ソースに使ったりといろいろ楽しむことができる。

サワークリーム

サワークリームは通常、低温殺菌したクリームを乳酸菌でとろみがつくまで発酵させて作ります。少しピリッとした味がします。このピリッとした味は乳酸菌によるもので、必須アミノ酸であるリジンが多く含まれています。リジンは、細胞を生き生きと健康に保つアンチエイジングの栄養素であるカルニチンを体内で生成するのに役に立ちます。

ヨーロッパや北米の料理では、サワークリームは調味料として人気があり、伝統的なベイクドポテトのトッピングやソースのとろみ付けにも使われます。また、クッキーやケーキ、ビスケット、ドーナツ、スコーンなどの材料としても使われる。

メキシコ料理では、ナチョス、ブリトー、タコスなどにサワークリームが使われます。また、伝統的なビーフストロガノフの重要な材料でもあります。

サワークリームは、スーパーで簡単に手に入りますが、サワークリームを使った料理を急いで作りたいときには、サワークリームの代用品を使うのが一番簡単です。

代用品でも栄養面ではほぼ同じ効果が得られますが、サワークリームが料理に与えるピリッとした味は得られません。

サワークリームの代用品レシピ

サワークリームの代用レシピにはいくつかの選択肢があります。牛乳、バター、クリームチーズ、レモン汁、お酢など、簡単に手に入るもので代用品を作ることが出来ます。ただし、自分の要求に合った代用品を選ぶ必要があります。

ヨーグルト

ヨーグルトはサワークリームの最高の代用品です。お菓子作りでも、ディップやソース作りでも代用することができる。ヨーグルトは1:1で代用できる。

つまり、レシピに100g のサワークリームと書かれていれば、100g のヨーグルトで代用できるという事です。

ギリシャヨーグルトやプレーンヨーグルトが最も良い代用品ですが、低脂肪や無脂肪も使える。

自家製ギリシャヨーグルトの作り方

バターミルク

バターミルクで代用することもできます。バターミルクはスーパーにないのでバターミルクの代用をよく作ります(240mlの無調整牛乳に大匙1杯のレモン汁を混ぜる。ソース料理に使う場合は20分以上寝かせる)

バターミルクで代用することもできるが、サワークリームよりずっと薄いので少し難しいです。マフィンスコーンなど焼き菓子に使う場合は、サワークリーム 約240g に対してバターミルクを約180gに減らして使うことを勧めます。

マヨネーズ

マヨネーズはサワークリームの素晴らしい代用品です。お菓子にもディップにも1:1の割合で代用できる。

サワークリームのような酸味は失われますが、焼き菓子 (マフィンとか)に水分を加えるという点では素晴らしい働きをします。美味しくてしっとりしたマフィンが出来上がる。

さらに、サワークリームと比較的おなじ質感なので、ディップやソースのサブとして最適です。酸味が欲しい場合は、レモンやビネガーを加える。

クリームチーズ

クリームチーズをサワークリームの代用としてディップに使う場合は、薄くする必要があるかもしれません。サワークリームの240g に対してクリームチーズ 170g に牛乳を大匙2加えて混ぜる。これで少し薄くなり、ディップに加えやすくなる。

ソースに加える場合は、同じ量で良い。クリームチーズは良く溶けるし、固まりにくい。

ココナッツミルク

ビーガンや乳製品不要のものが必要なら、ココナッツミルクが最適。脂肪分たっぷりの缶詰を選び、レモン汁かりんご酢を混ぜる。180ml (177g) のココナッツミルクに大匙1のレモン汁かりんご酢を加える。この量でサワークリーム240ml(245g) の代わりになる。

自家製サワークリームの作り方

サワークリームは、牛乳やヨーグルトを使って代用することができますが、簡単に、自家製サワークリームを作ることができます。

自家製サワークリームは、人工的な増粘剤を使わないので、少し薄いかもしれません。しかし、ピリッとした風味はそのままです。

①清潔なメイソンジャーに、純生クリーム(38%脂肪分以上)240mlとレモン汁(米酢)を入れて泡立てる。10分置いてから無調整牛乳を60ml(大匙4)加え、よくかき混ぜて混ぜ合わせる。蓋をして、(輪ゴムで留めたチーズクロスやさらしなどで瓶を覆い)室温で24~48時間置く。その後、冷蔵庫で冷やしてから使う。

おすすめレシピ

自家製ギリシャヨーグルト
チョコチップマフィン
クラッシクスコーン
ローストポテト
タコシーズニング

自家製サワークリームのコツ

・低脂肪の生クリームや牛乳を使わないこと。

・サワークリームを発酵させるために蓋をする時は、空気を含ませる必要があるので、チーズクロスやさらし、キッチンペーパーが最適です。しっかりした蓋で密閉しないこと。

・サワークリームが発酵している間は密閉蓋をしない方が良いですが、出来上がったらしっかりと密閉して冷蔵庫で保管すること。

・サワークリームは、密閉容器に入れて冷蔵庫で2週間保管できる。冷凍はしないこと。

自家製サワークリームのレシピ

Servings

4

servings
Prep time

15

minutes
Cooking time

24

hours 
Total time

24

hours 

15

minutes

Ingredients

  • 38%以上の純生クリーム 240ml

  • レモン汁(酢) 大匙1 または(米酢・ホワイトビネガー)

  • 無調整牛乳 60ml(大匙4)

Instructions

  • 清潔なメイソンジャー(瓶)に、純生クリームとレモン汁を入れて泡立てる。10分置いてから無調整牛乳を加え、よくかき混ぜて混ぜ合わせる。
  • 蓋をして、(輪ゴムで留めたチーズクロスやさらしなどで瓶を覆い)室温で24~48時間置く。その後、冷蔵庫で冷やしてから使う。

Notes

  • ・低脂肪の生クリームや牛乳を使わないこと。
  • ・サワークリームを発酵させるために蓋をする時は、空気を含ませる必要があるので、チーズクロスやさらし、キッチンペーパーが最適です。しっかりした蓋で密閉しないこと。
  • ・サワークリームが発酵している間は密閉蓋をしない方が良いですが、出来上がったらしっかりと密閉して冷蔵庫で保管すること。
  • ・サワークリームは、密閉容器に入れて冷蔵庫で2週間保管できる。冷凍はしないこと。

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