チーズの保存方法を知っていますか?
サランラップなどのプラスチックでチーズを包むのは今すぐ止めましょう。チーズの呼吸を妨げ、水分を過剰に溜め込んでしまいます。
チーズの乾燥を防ぎ、チーズが呼吸できるようにし、チーズをできるだけ長持ちさせる完璧な方法です。
高いお金を出してチーズペーパーを買う必要もありません。身近にある物で完璧に保存しましょう。
パーチメントペーパーを使う
プラスチックのラップ(サランラップなど)で決して包んではいけません。
では、何で包んだらいいのでしょうか。
チーズペーパー、ワックスペーパー、パーチメントペーパー (クッキングシート /オーブンペーパー)、アルミホイルで覆ってチーズを保存します。
こうすることで、乾燥を防ぎチーズが呼吸するようになります。そして、チーズを出来る限り長持ちさせることが出来ます。
包んだら密閉容器に入れ、適度な湿度を与えるようにします。
しかし、選択肢が多すぎますね。ペーパーの種類が多く、これでは迷ってしまいます。
私が実践するチーズの完璧な保存方法をお伝えします。
きつく包まない
チーズの中には、アンモニアを発生させるために菌を熟成させるものもあります。
アンモニアはチーズの自然な副産物です。しかし、ほとんどのチーズはそのアンモニアを放出することができなければ不快な風味を発生させます。
チーズをきつく包むと、水分を放出できず、アンモニアの原因となるにおいを吸い出すことが出来なくなります。
チーズをアルミホイルで包むときは、チーズが呼吸できるようにスペースを空けてあげましょう。
紙を取り替える
チーズを切ったり、盛り付けたりしているときに、どうしても包装紙に触れてしまいます。
指や他の食べ物の細菌がチーズに触れないように、使用後は包装紙を取り替えましょう。
このようにすることで、包装内の自然な湿度が保たれチーズの新鮮さと風味が保たれます。
野菜室に入れる
チーズを保存するときには、チーズを熟成させた温度と同じにする必要があります。
ほとんどのチーズは、適切に包装されていれば5℃~7℃で数週間は新鮮な状態を保つことが出来ます。
冷蔵庫に入れたままにすると、熟成のスピードは遅くなり、逆に暖かいとカビや風味が早く出てきます。
冷蔵庫で保存すると、チーズが乾燥してしまうので注意しましょう。
野菜室の中に入れておくと良いです。
チーズの悪くなるサイン
恐れないでチーズを点検しましょう!
チーズを触ったり、においを嗅いだり、乾燥や不要な水分がないか確認します。
もし、チーズの調子が悪いようであれば、あなたはそれに気づくでしょう。
また、アンモニア臭がする場合は、チーズを捨てる時期が来ています。
別のチーズに青い斑点、酢のようなにおいと変色は、チーズが酸化しているサインです。
チーズの保存方法を誤るとすぐに食べれなくなってしまうので、鮮度を保つ方法を知っておくことが重要です。
種類別チーズの保存方法
チーズの種類によって、その独特の風味や食感を保つために必要な保存方法は、異なります。ここからは、チーズの種類に応じた保存方法をご紹介します。
ソフトチーズの保存方法
ソフトチーズやセミソフトチーズは、ブリーチーズ、カマンベールチーズなどの白カビや、ブルーチーズのソフトタイプなどがあります。
チーズが呼吸できるように、プラスチックのラップで包んではいけません。
その代わりに、パーチメントペーパー(クッキングシート・オーブンペーパー)で包みます。
そうすると、チーズの汗をかくのを防ぎ、マイルドな風味を保つことが出来ます。その後、密閉容器に入れて冷蔵庫に保存します。
ただ、中には柔らかいチーズはプラスチックのラップに包むことを選択する人もいます。
なぜなら、とても柔らかくクリーミーなチーズ、ねばねばしたにおいのあるブリーやカマンベールチーズについては、プラスチックのラップで包むと乾燥を防ぐことが出来ると主張する人もいます。
しかし、紙で包むことを選択する人もいます。
もしプラスチックのラップを選ぶのであれば、、2,3日おきにプラスチックのラップを交換することを忘れないように注意する必要があります。
ブルーチーズを保存するヒント
ブルーチーズはソフトチーズに含まれるので上記の方法でいいのではと思うかもしれません。
しかし、ブルーチーズが大好きならブルーチーズを保存するヒントを知っておく必要があるでしょう。
ブルーチーズを、パーチメントペーパーで包み(二重にするとよりよい)、プラスチックの容器に入れて保存します。
ハードチーズの保存方法
熟成したゴーダやパルミジャーノ・レッジャーノなどのハードチーズは、パーチメントペーパーで包んだ後に口の開いたビニール袋(または、チャックをしない)の中に入れておくと良いです。
こうすると、チーズが岩のように固くなるのを防ぎます。又は、アルミホイルで軽く包むか、プラスチックのラップで軽く(呼吸できるよう)包むのも良いでしょう。
リコッタやモッツレラの保存方法
リコッタやモッツレラのような非常に柔らかいチーズは、自然な液体のままプラスチック容器に保存する必要がありあます。このようなチーズは、固いチーズほど日持ちがしないので注意深くなる必要があります。
カビが生えたら?
チーズにカビが生えるには、酸素が必要です。ブルーチーズは熟成中に穴を開けています。穴を開けない場合は表面(外側)にしかカビは生えません。
ハードチーズにカビが生えた場合は、カビの部分を切り取って残りのチーズを食べることができます。チーズが固いため、酸素が深層部にまで浸透しないからです。
しかし、クリームチーズに青カビが生えた場合は、そのままゴミ箱に捨てましょう。
チーズを冷凍保存できますか?
チーズを冷凍してはいけない。風味と食感が損なわれてしまう。という意見もあります。
細かく切ったりすりおろしたハードチーズを料理に使う場合は冷凍してよいとされています。
しかし、私はハードチーズ(ゴーダ)を冷凍保存します。いつも1kgを注文しますので、毎日のように食べない時は、一部を冷凍庫へ保存します。
ハードチーズ(チェダー、ゴーダ)のような固いチーズは、冷凍しても食感や味への影響は少ないです。しかし、6か月以上は冷凍庫で保存はしない方が良いです。
冷凍保存方法は、パーチメントペーパーでしっかりと包み、プラスチックのラップで包みます。最後にホイルで包むか、私は、冷凍保存可能の密閉袋に入れてしっかりと空気を抜き密閉させて冷凍庫に入れます。
保存するときは、二次感染が起きないように気を付けます。チーズに細菌が触れないよう素手で触るのは避けましょう。
残念ながら、すべてのチーズが冷凍保存できるわけではありません。
フレッシュチーズやモッツレラチーズのように水分量がある物は冷凍保存できません。
ゴムのようになり風味が損なわれます。
もし、冷凍できるか迷う場合は、水分量を考えてみて下さい。
硬くて乾燥したチーズは冷凍庫に入れても問題ありませんが、柔らかいチーズは冷蔵庫にいれて、できるだけ早く食べてください。
盛り付けたチーズの残り物はどうしたらいいのか?
パーティーなどで大皿に盛り付けたチーズが残ってしまったら、どうしますか?
もったいないと思うかもしれず、そのまま冷蔵庫に今後のために保存したいと思うかもしれません。
一日中室温に置いたチーズは、風味が損なわれてしまいます。
残ったチーズは、マカロニチーズ・キッシュ・グラタン・ピザなど料理に使うレシピで再利用しましょう。
チーズは最高によい食材です
チーズは多くの栄養素が含まれており、骨や筋肉を作るのに最適な食材です。
朝食やブランチ、昼食、そして軽めの夕食にも最適です。
Meal Diary では気軽に活用できる食事法でチーズも登場します。
私が使っているパーチメントペーパー
緑色のオーブンペーパーを利用しています。これは、パーチメントペーパーと同じでシリコンなどのコーティングを施しています。
他には、クッキングシート・ベーキングシートという名前で呼ばれます。名前が違っても同じパーチメントペーパーです。
私はこのオーブンペーパーで、蒸し料理、フライパンの焼き料理、オーブン料理、ケーキやパンの型紙、落し蓋、クッキーなどの包み、お弁当の仕切りなどすべてのものに使っています。
そして、チーズの保存の紙にも使えるのです。
このように、利用できる幅が非常に多いので、50mもあるオーブンペーパーを使っています。
いつも楽天24で、他のものと一緒に購入しています。Amazonより安いので。
オーブンペーパー 無漂白 30cm*50m
他に一緒に買う物がない場合は、Amazonでもよいと思います。
オーブンペーパー 無漂白 幅30cm×50m
フリコのチーズはとても美味しいです。チーズはランド オブ ハーベストで購入しています。
【送料無料】オランダフリコ ワックスゴーダ マイルド 約1kg